認知症ケア専門士という資格を知っていますか?

認知症ケア

yukanaが‟認知症”について興味を持ったきっかけ・動機

皆さまは“認知症”と聞いて
どのようなイメージを持ちますか?

「アルツハイマーってテレビで良く特集されているなぁ」
「同じ事を何回も言う、徘徊して周りの人に迷惑をかけているイメージがあるなぁ」
「ドラマとかで、認知症役の人はよく一人でボーッとしているなぁ」

私も働き始めはそう思っていました。

しかし、実際に関わる患者さんはイメージとは違って、話しやすく笑顔の素敵な方や鋭いツッコミで笑わせてくれる方、高齢で老衰も合わさり仏のような笑みで周りの人を癒してくれる方、動きが素早く私の職場を家だと勘違いして案内してくれる方など、言い出すとキリがありません。

もちろん認知症の種類や家族関係、高次脳機能障害、運動麻痺などで個人差はあります。
一般的に考えると、そのようなイメージを持つ方が現れてもおかしくはありません。

そのような中で、私が入職3年目の時に出会った上司から頂いた言葉で、認知症の方に対する価値観がガラッと変わりました。

上司の言葉

“人”と“人間”ってそれぞれどんなイメージを持つ?
“人”というのは、産まれた時から社会でコミュニティを持つ前までの事。産まれた時は親からの愛情を感じながら成長し、“人間”というのはその先。児童という社会の中で友達や先生というコミュニティの輪が出来る。そして価値観を磨き、その後も沢山の繋がりを作っていく。
私たちは誰しも“人から人間になる”でしょ?
ただ、認知症の方はどうかな?コミュニティの中で上手くいかない、周りの話しについていけない、しんどい、言いたい事も伝わらない。
そうなると自らコミュニティの輪から孤立を選んでしまうの。“人間から人になる”という事。すでに両親がいない状態での“人”は、どういう事か分かる?
更に認知症を加速させてしまうの。

という内容でした。
私はこの言葉を知った事で、
認知症の方に対する関わり方を学びました。

  • 再び‟人から人間”に戻れるような関わり方を心掛ける。
  • その為に、その人を取り巻く周りの環境(親族や他スタッフ、他患者さん)に働きかける
  • 独りにならないように、将来の生活をマネジメントする。

認知症の方に対してだけではありませんが、特に私が意識している事を紹介しました。
ここから、より深く勉強を行っていく中で『認知症ケア専門士』という資格を知ることになりました。

認知症ケア専門士とは?

一般社団法人日本認知症ケア学会が主催とする、2005年に制定された「民間資格」です。

認知症ケア専門士の目的

認知症ケアに対する優れた学識と高度な技術、および倫理観を備えた専門技術士を養成し、日本における認知症ケア技術の向上ならびに保険・福祉に貢献すること

つまり、認知症に関する様々な専門知識と技術を要する「認知症ケアのプロ」とも呼ばれています!

認知症ケア専門士の資格を取得する事でのメリット

認知症ケア専門士は、介護・医療・福祉の業界において知名度が高い資格の為、就職や転職時に評価されやすいです。また、認知症高齢者を支えるご家族からの質問や相談に対して、的確なアドバイスやプロフェッショナルな対応が出来るようになるため、職場での評価も高くなりやすい傾向にあります。

次に、認知症ケア専門士認定試験を受験するにあたり、学習すべきテキストの量が多く、その分認知症ケアに関する知識を十分なほど身に付けることが出来ます!また更新が必要な資格であるため、単位の取得に必要な学会や勉強会へ参加する事で、常に医学的な裏付けをもつ‟最先端の技術や理論をもとに認知症ケアにあたること”が出来ます

資格の知名度から評価されやすい!

根拠のある知識をもとに認知症ケアが行える!

「介護ワーカー」より引用

認知症ケア専門士の資格を取得する事でのデメリット

資格を取得するにあたり、一点デメリットとして考えられるのは、認知症に関する介護報酬加算の算定条件の対象資格ではないことが挙げられます。
認知症ケア専門士は多くの施設で重宝され、権威性のある資格ではあるものの、残念ながら現状では介護報酬の対象にはなっていません。

介護報酬の加算対象ではない!

「介護ワーカー」より引用

これから認知症ケアについて、認知症ケア専門士の立場からの考えや参考にしている事などを紹介していきます♪

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